2006年3月アーカイブ
単身赴任のお父さんは、洗濯は一週間に一回、しかも留守宅に持って帰ることにしている場合も多いんじゃないでしょうか。しかし、汚れは早く落とすに越したことはありません。酔っ払って帰っても洗濯機は動かすことにしたほうがいいです。特に下着類はアイロンも掛ける必要がないので、その場その場で洗濯しましょう。
雨の日はどうする?雨でも洗濯して部屋干しです。こまめに洗濯すれば量が少ないので部屋の湿りも気にする必要はありません。細菌の繁殖による異臭も、量が多く乾きにくいために発生します。極端に言えば毎日でも洗濯すれば干したらすぐに乾きますよ。
家内が1年間の英国生活で、とても気に入って是非、日本の生活でも取り入れたいと思ったのが電気ポットです。私はたったの一週間だけでしたから、「確かに英国は電気ポットだよな」と思っただけでしたが。
私の家庭では、魔法瓶が出回り始めてからは魔法瓶、30年位前からは手押しで湯が出る魔法瓶でした。いわゆる電気魔法瓶は使ったことはありません。本当は魔法瓶にためた溜まり湯を使うのにはずっと抵抗があったんですけどね、でもいちいち湯を沸かすと、手間はかかるしそこらじゅう熱気と蒸気で、部屋には湿気がこもるのがいやでした。最近はオール電化のマンションに住み始めたので、そのような心配はなくなったことから、お茶を飲むたびにHIコンロで沸かすことにしていました。
ところが、英国では湯沸しには電気ポットを使っていて、魔法瓶に溜めることはしません。湯の沸き方も早いんです。実際に使ってみてると、沸くと自動的に切れるとか、コンセントを挿したり抜いたりという手間もないその便利さに、是非日本でも使いたいと、家内が一時帰国してすぐに電気屋さんで探したんですが、同じように便利なものがないんですね。
幸い通信販売で見つけしました。英国では普通はプラスティック製のかなり安手のものを使いますが、日本で売ってたのはちょっと洒落たステンレス製で、以前から使っていたものに似ているものでした。格好はこっちのほうがいいのですぐに注文しました。
今日から少し寒くなりましたが、少し暖かい日が続いて武生のお気に入りの町並みを写真に撮りに出かけたくなりました。でも、小さな路地が多い町ですから、車で回るには適しません。かといって歩いて回ると幾ら時間があっても足りない。そうなると選択肢は自転車ということになるかな。それも私の小さな車のトランクに積める、折りたたみの小さな自転車がいいな。ということで、近所の自転車屋を見て回りましたが、買い物とか通学用の自転車が主で、私の用途にあうようなものがありません。
やっぱりこういうときは通販ですから、調べてみると、思ったより価格はピンからキリまであります。10万円を越すようなものもあるし、1万円を切るのもある。本当は安物を買って粗大ゴミの生産をするようなことになるといやなんだけど、用途から考えると、安ければ安いほどいいんじゃないかと思い始めました。
英国ののモーゲッジレンダーからオファーが来ました。サインをして送り返すと最終的に話がきまります。外国での不動産購入初体験、本当にこれでいいのか、英語が不自由な身では隔靴掻痒の感がありますが、20012年のロンドンオリンピックを現地で見ることが本当にできる環境になりそうです。
しかし、問題は中身がわからないことと、サインのしかたが今ひとつわからない。よく英国文学で、遺言書を作るときに、庭師に署名をさせるけど、あれみたいに第三者の署名が必要らしい。これは問題だな。日本人の感覚ではこういうときに署名をするということは「保証人」になるということだ。だけど、「署名をしたことを証明する」という位置づけの署名らしい。この説明に第三者が納得してくれるだろうか・・・・。
ロンドンの住宅購入のモーゲッジレンダー(ローン借入先)からBank Giro Creditなるものが突然送ってきました。日本の小切手帳みたいな体裁のものです。どうも訳がわかりません、これで返済金を送金しろということかも知れませんし、それともこれ、サービスで送りますから使ってみませんかということかな?
家族から銀行に聞いてもらう予定。
家内がロンドンに発ってから一週間以上、やっと自分のペースが戻ってきました。それに、天気も上々!
昨日に引き続いて洗濯終了です。家事物も溜めてしまうより少量でも目の前のものから片付けたほうがいいのは仕事と同じだということがわかってきました。
何かの本に「プライオリティーを付けるな!」と刺激的なことを書いていましたが、確かに大事なことをこなそうとすると、一番邪魔なのは目の前の雑事ですから、これをまず片付けるというのは正しい方法です。仕事のこなせないやつにかぎって「もっと大事なことがありますから」とのたまって、やり残した些事によるトラブルの山ですからね。
勿論「プライオリティーをつけるな」とは反語であって、重大性・緊急性のマトリックスによって瞬時にプライオリティーを判断しながらも、目の前の雑事を手早く片付けてしまうのは、ゴールをハッキリと自覚しながらということです。
ずし(辻子)とは、武生で古くから街中の細道のことを指します。私が小さい頃住んでいた福岡の町でも、ごく希にそのような道がありましたが、単に細道と読んでいたような気がします。たぶん、呼び習わした名前が伝わってこなかったんでしょうね。なお、関西には今でも辻子という地名は多く残るようです。
武生にはいくつかそのような辻子(ずし)がありまして、今回紹介するのは「喜斎が辻子(きさいがずし)」です。馬場通にある、うどんすきの「山むろ」の左の小さな筋が「喜斎が辻子(きさいがずし)」。江戸時代には仏師が多くすんだということですから、零細な手工業者の住む長屋のようなものが並んでいたのでしょう、今でもその雰囲気があります。
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そこをずっと入っていくと、このようなちょっとした公園のような空き地があります。これが「越前出目屋敷(跡)」なのです。越前出目と聞いてすぐにピンと来る人はほとんどいないでしょう。私も武生に来てはじめて知りました。でも、謡曲を趣味にする方で、能面にも造詣が深ければ、かならず耳にする有名な能面打ちのことなのです。
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雪捨て場の雪がまだ残ってました。よく晴れて車にはクーラーのスイッチを入れて走っていましたが。
日野川にかかる旧国道8号線の鯖江大橋の南詰めに除雪した雪を捨てる場所がありました。このところの暖かさで市街地の雪はほとんど解けてしまっていますが、雪捨て場の雪も、写真のように大きく亀裂が入ってクレバスのようになっています。明日には崩落してしまっているかも知れません。
それにしても、よく今まで残っていたものです。今年の雪は多かったからなあ。空には燕が飛び始めていました。
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空に群れて飛び交うツバメ。これだけ多くのツバメが飛び交うのは他の地域で見たことがありませんでした。ツバメって一見するとコウモリと見間違えませんか?ツバメとコウモリの名前から来るイメージはかなり違いますが、飛び方はそっくりだと思います。もちろん、夜行性のコウモリは夕方から飛び始めるという違いから、間違えることはないと思いますけど、恐らく飛び交う昆虫を捕獲しようとしているのも同じではないでしょうか。
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武生は名古屋に似て、婚礼の派手なところだといいます。「私は1000万かけて嫁入りさせてもらった」「私の親も1500万出してくれたけど離婚した」などという話を実際に聞きます。そういう習慣がいつの頃だったものかはよくわかりません。私が見聞きした方が実際に婚礼をあげたのは、昭和40年代から60年代くらいかなと思われます。戦前にそんな派手な婚礼があげられたとも思えませんし、もっと田舎の人で「結婚するには、このようなしきたりがあって・・・」など面倒なこと言う方も、じゃあお祖父さんはそうしたのかと問うと「いや、貧乏人だったから」などと仰る。希望・願望・妄想が、ありもしなかった伝統を作り上げてってるんじゃないかと推測しています。
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いわさきちひろが武生生まれだったのはご存知でしたか?昨年(2005年)は、いわさきちひろ没後30年のイベントが各地で開催され。彼女が生まれた武生でも、生家が記念館としてオープンしました。三軒続きの真ん中の家がそれです。ちひろの母親は貧しい女学校教師として赴任し、結婚後この家の二階で出産しました。
写真、左のお店は、福井ではよく見かける餅屋さんです。ことあるごとに餅や赤飯をこういうお店に注文するのです。表に止まっている軽自動車もそういうお客さんでした。
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下のURLはテレビ東京「美の巨人たち」で放送された、わいわさきちひろ「虹色の奇跡~線と色が紡ぐもの」の番組内容です。 参考にご覧下さい。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/050402.htm
この、児童図書館と見間違えそうな建物は2006年3月時点の「越前市武生図書館」です。昭和52年8月新築の3階建て、市立図書館にしてはかなり小さなものです。実は、大正12年に地元の山甚産業が寄贈した石造りの立派な図書館が直ぐ近くの市役所の敷地内にあったのですが、戦後直ぐの地震で壊れたのだそうです。本でその写真を見たことがありますがかなり立派なものです。
私は、この小さな図書館が旧武生市の「箱物行政」ではない姿を象徴するようで好きです。だから、今月(2005年3月)一杯で閉鎖され、新しい図書館に移転するのは残念です。そうは言っても建設された昭和52年から世間の状況は様変わりで、市街地に住んでいた市民が郊外に移動し、自動車社会になった現在では、敷地も狭く、実質的に駐車場がないこの図書館の役割は終わり、やはり新築移転は歓迎すべきことなのでしょう。地図
お医者通りといえばハーレー街のことかと仰るのは、アガサ・クリスティーのファンですね。しかし、ここは日本です。江戸時代の武生は福井藩の一部でしたが、福井藩主のお目付け役の位置づけの家老の館があり、ある程度独立した城下町を形成していたようです。そのため、藩医も存在していて、この通りに多くあったそうです。江戸時代から道路の拡張が行われていないため、今の感覚では「路地」ですね。今でも中村病院、奥村眼科などがあります。特に奥村家は藩医の流れを受け継いでいて、その家伝の史料は大阪の武田製薬に「奥村文庫」として保存されているそうです。
地図
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やっとレンダーからのオファーが口頭ではあるものの出て、ロンドンの住宅が買える事は確実になったのですが、これからの手続きにかなり時間がかかりそうです。そこで困ったのは
- 家族が今住んでいるフラットの契約期間が切れるため、出て行かなくてはいけない。そうなると、一時的な住居を早急に手配しなければいけないし、引越し費用も二重にかかる。
- それにともなって「帰国売り」で出ていて、安く手に入れるはずだった家具が引き取れなくなり、それに先方に迷惑がかかることにもなる。
これには困りました。この事態に家内もかなり落ち込んでいましたが、なんとか現在のフラットのオーナーから、延長の承諾が来ましたので一安心というところ。経済的にも、家具の再手配や引越し代など、最悪のことを想定していましたから、すこし助かりました。
私が暮らす武生は、昨年(2005年)10月に今立町と合併し、越前市となりました。地元では武生の地名を捨てたことにたいする評判は芳しくないのですが、武生という呼称では対外的に通らないため、仕方がないことでしょう。
武生は日本地図で見ると比較的海岸に近いようなイメージを持ちますが、この衛星写真でわかるように赤くマーキングした武生と海岸の間には高い山があります。つまり、北の福井から日野川を溯った山間の盆地と表現するのが正しいのです。
下に表示したグーグルアースの衛星写真は、「マップ」「サテライト」ボタンで地図と衛星写真が切り替えられますし、縮尺も変えられますから、越前市の位置が感じ取りやすい優れものです。
今朝、ハウスサーベイがモーゲージレンダーが依頼したサーベイヤーから届き、いよいよ最終段階にはいりました。このレポートを元に、最終の値段交渉もありうるので、家内と娘は(私ではないのが悲しいが)詳細な検討にはいるため、pdfのファイルにしてメールしたところです。
しかし、これから正式なオファーが出てソリシタが書類を作成してこちらに送ってくるので、入居可能日は来月にずれ込みそうです。
住宅調査の内容はというと、
- General Property Information
- Valuation & Insurance Reinstatement Cost
- Level 2 Condition Statement
- Energy Rating Certificate
- Maintenance Advice
- Security Advice
- Fire Safety Advice HomeFile
- Conditions of Engagement
- Glossary of Terms
Glossary of Terms はきれいな色刷りだったので、これを画像にしてご紹介しましょう。イギリスのレンガ造りの住宅がどういう風に建てられているものかよくわかって面白いですよ。
福井では「他登録者のメアド、表示したまま誤送信 越前市武生図書館」というニュースがNHKをはじめ、大きく報道されました。今日、図書館に行きましたが何のコメントもありませんでした。図書館って、窓口の応対も親切になってきていますし、感じがいいのですが、心底は一般常識で運営されているわけじゃないようです。おそらく、既にクレームを付けた人にはお詫びもして問題は解決済みだという感覚だろうと思われます。これは職員の問題じゃなくてトップの問題です、コンプライアンスなんて考えたこともないのがよくわかります。
今日ははじめてシャーロックホームズを借りました。「詳注版シャーロック・ホームズ全集 (1) 」(ちくま文庫)です。一晩で読めるかな?
このところの気温の上昇で山の雪が融け、日野川が増水しています。この季節はいつもそうなのですが、雨も降っていないのに川に濁流が流れているのは、それと気付かなければ不思議な光景です。この雪解けの増水は降雨時の増水より長く続きます。
写真中央より手前の枯れ草が濁流に洗われているところは、普段は河原の草地になっているところです。雪解け時期でなければ梅雨時の大雨のときぐらいしか水没することはありません。
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撮影地の地図
これがフィルム包装のままの文庫用と新書用のブッカーです。下に強いてあるのはカッターマット。これでカットしながら本をカバーします。新書や文庫のいたみがひどくなって気になっていますから、この土日に少し取り掛かって見ましょう。
ブッカーについてはここに書いています。
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「ディケンズ短篇集」岩波文庫ISBN: 4003222873 を読み終えました。図書館で借りてから二週間という長さで読みましたからちょっと読後感が希薄なのですが・・・。どれも人の気をそらさないディケンズらしいできですし、岩波文庫のも最新ではないけど、昔あったような珍妙な訳文ではありません。
- 「墓堀り男をさらった鬼の話」 これはクリスマスキャロルと同一のモチーフで、原型となったものでしょう、彼らしい話から始まっています。
- 「旅商人の話」ちょっとした艶笑小話(かな?)、奇怪な話と見せて、実は・・・。
- 「奇妙な依頼人の話」 債務者監獄で辛酸を舐めた人間の復讐譚。ディケンズも父親が債務者監獄に入れられて、この経験が影響しているとも言われますが、「大いなる遺産」においても監獄や法廷のありさまが描かれていて、バリスター見習いであったディケンズの経験が色濃く現れているといえます。
- 「狂人の手記」 ちょっと現代人の感覚にはあわないかな、当時の狂人に対する偏見がわかるという意味では面白いかも。
- 「グロッグツヴィッヒの男爵」当時の英国人の独逸観も見えて面白い。
- 「チャ-ルズ二世の時代に獄中で発見された告白書」ん?あまり印象にない。
- 「ある自虐者の物語」性格の悪い女の告白。ちょっと奇をてらったかな。
- 「追いつめられて」ロンドン(シティー)には 生命保険金業者もいたんですね。大いなる遺産でもロイズ保険組合の話が出てきたりしてとても興味がもてました
- 「子守り女の話」 うーん、これもディケンズらしいといえば。
- 「信号手」 三流週刊誌なら、今でも掲載されてそうなお話。
- 「ジョージ・シルヴァーマンの釈明」 法律の専門家(バリスター見習い?)だったディケンズが、やはり当時の専門職のひとつであった聖職禄について面白く書いています。短いけど読み応えがありました。これが一番面白かった。
今日の日経新聞の文化欄は「英旅行家が見た明治日本」と題して明治初期に日本に立ち寄った旅行家が詳細に撮った写真のことを紹介しています。英国のケンブリッジ大学の図書館に残された218枚の写真が元になった書籍、「ケンブリッジ大学秘蔵明治古写真―マーケーザ号の日本旅行」ISBN: 4582832830 の著者が寄稿しています。当時、延べ五ヶ月滞在し、37箇所を訪問したということですから、たいしたものです。
私が興味を引いたのは「悪臭と宿のノミ」のおかげで、この旅行家は日本が大嫌いだったということです。世界中を船旅した人物の日本の印象が「悪臭と宿のノミ」というのは示唆的です。こういう記述に真実が潜んでいるのでしょう。
図書館の検索をしてみると、さすがに越前市や鯖江市の図書館にはありませんが、福岡市総合図書館や福岡県立図書館にはあります。いつか読んでみたいものです。
皆さん、図書館の本には透明なフィルムが貼ってありますよね。あれ、「ブッカー」って言うらしいんですが、家の蔵書にも貼りたくて探してみると社会福祉法人 埼玉福祉会のサイトにとても丁寧な取り扱いの説明がありました。古い文庫本などは紙が粗悪でいたみがひどいですし、若い頃みたいに本がボロボロになるまで読むのを自慢に思ったりもしなくなったので、一度これで処理したいと思います。ブックオフで処分をしようとおもうと、これをやらないほうがいいでしょうが、どうせ二束三文になるんだったらいさぎよく燃えるゴミにしますからね。
文庫本用と新書用を注文しました。最近は図書館で借りて読むことが多くなりましたが、時には手元に置いておきたい本もありますから。
今回紹介した埼玉福祉会の製品以外にもニチバンの製品があります。私の家内はこれを購入していました。こちらのほうが再剥離して貼り直す事が可能だとのこと。ただ、新書版や文庫本のサイズがないようです。
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今、エミリー・ブロンテの「嵐が丘」岩波文庫ISBN:4003223314を読み始めました。新訳のため、日本語の違和感はありません。翻訳者のレベルは確実に上がっているのは間違いないようです。ところが以前借りて読んだ「コンプトン 英国史・英文学史」ISBN:4469243760(アメリカの学生のための百科事典から抜粋した、日本人の英文学部の学生の副読本みたいなもの)に「ブロンテ姉妹は毎日がよほど退屈だったのでしょう、奇妙でひねくれた小説を書いたのです」とあり、これが私の現在の評価にピッタリ。
ディケンズの場合は、読みはじめに「軽薄」と評価したのに、読み進んでから「重い読後感」を感じたので、今回もそうであればいいのですが。
同時並行的に論語も読んでいますが、漢文の読み下し文ってのはやっぱり「ニセモノ感」が芬々としてて頂けませんな。江戸期の文人も漢詩をかじってると普段の文章も読み下し文調で書くことが多いのですが、あれが日本語を乱してます。標準的日本語が今に至っても確立しないことの罪はここにあると私は思ってます。かといって、漢字熟語が日本語の大きな構成要素であるのは間違いないし、熟語の意味をぶれない様にするには漢文の素養が必要だし。現代は国語学者も自信喪失の時代で「言葉の意味は変わりますから」と言葉の誤用に寛容で、辞書にもすぐに誤用を取り入れてしまいます。しばらくは試行錯誤の時代が続くのは仕方がないんでしょうね。



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