武生市街地の歴史的建造物における笏谷石の使用については、(その1)(その2)(その3)でお見せしたとおりです。武生で笏谷石は、もっと多彩に使われています。私の通勤路でみかけた笏谷石をお見せしましょう。
まず、比較的伝統的な使い方で、小さな祠の土台の飾りに使われていました。これは武生の社寺に使われているものの影響でしょう。

これも、比較的伝統的なもので、お蔵の礎石に使われています。この例で、痛んだ壁面を応急的に補修しておられますが、笏谷石が保存されているところは、わざと露出させているところから、笏谷石が美しい色による装飾性だけではなく、「使われていること自体の価値」が認められているのが分かります。

一般の民家の塀の礎石にも使われていました。確かに格式が感じられてとてもいいものです。

ここまでくると、ちょっとユーモラスに感じられます。格式を持たせるという意図はあるのでしょうが、かわいらしい笏谷石ですから、期待通りの効果はないみたいですね。

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