飛騨へ

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 今日はとても暑い日になりましたから、以前乗鞍スカイラインをドライブして、とても寒かったというイメージから飛騨あたりを目指しました。

いつもだったら、まず北陸道に乗るのですが、158号線を走りました。

 ここで話は江戸時代、武生は福井藩の飛び地で本多氏の領地でしたが、鯖江をはじめ幕府直轄地(天領とも言います)が多くあって、代官所がありました。

 代官所があったことは本保町という名前に残っていますが、今も昔も行政の効率化は課題だったらしく、本保町の代官所はリストラにあい、飛騨高山の代官所が管轄することになりました。

 代官所で何をやるかというと、年貢の取立てと裁判の実施というのが基本ですが、どっちにしても高山と武生間の往来が必要です。それが現在の国道158号線ですね。

 前置きの話が長くなりましたが、国道にも歴史が残るのは興味深いものです。


PICT8579.jpg 今回気付いたのは、白山連峰の「あっち」と「こっち」にロックフィルダムの大きいのがあること。

 まず「こっち」はどこかというと、8号線を右折して158号に入り、山に分け入っていくと、まず見えるのが福井側の九頭竜ダムです。
 ロックフィルダムというのは、このように石を積み上げた石垣のように見えます。普通見かけるコンクリートの壁でできたダムとは全く違うのがわかりますね。



PICT8580.jpg 峠を越えてループ橋を通り、白鳥に入って飛騨高山につくちょっと手前で156号線に入り(というより分岐したんですが)御母衣湖を通っての御母衣(みぼろ)ダムの堰堤を眺めました。

 これらのダムはどちらもはとても大きくて、最近新しく岐阜県に出来た徳山ダムが出来るまでは日本最大のロックフィルダム二つでした。やはり地質が同じだからなんでしょうね。

 それから世界遺産の白川郷に入りますが、村の中を見物するのは敬遠して、360号線に入ります。

PICT8585.jpg  ここに入るとすぐに白川郷を見渡せる展望台があるのは、以前に通ったことがあるのでわかっていました。この国道は狭い峠道なので、白川郷からは観光客向けの標識は全く建っていません。日本地図だけのドライブでも、間違いなくつけるのは訓練のたまものです。

 しばし眺めてから、天生峠にとりかかります。この峠は泉鏡花の高野聖の舞台となったところです。あの話もちょうど今回の方向に飛騨に向かって峠を越えたときの話という設定になっています。
 

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